官僚とキャリア官僚の意味の違いとは?激務の真相と給料や年収を解説

文部科学省

こんにちは。SOです。

よくエリートが集まる職業として、

『官僚』

という言葉が使われますよね。

 

いわゆる、各省庁で働く、

『国家公務員』

のことを意味する言葉なのですが、その中でも、

『一般の官僚』

『キャリア官僚』

の2つの違いが、イマイチ分からない声を、とくに聞くことが多いです。

 

また、

『激務だが、給料はとても高い』

などの意見も良く聞きますが、これはどこまで本当なのかは、あまり知られていません。

 

そこで、今回は、

『官僚とキャリア官僚の違い、仕事の内容と実際の給料』

これについて紹介します。

国のために働いている人の、本当の姿を知るためにも、ぜひ参考にしてみてください。

公務員

国家公務員と地方公務員の違いとは?給料や年収の格差と試験難易度を紹介

2018年11月1日

官僚について

まずは、一般的な官僚について紹介していきます。

この場合の官僚とは、

『国家公務員試験の、一般試験に合格した者』

を意味します。

国家公務員試験には、

  • 総合職
  • 一般職
  • 専門職

という形で分かれていて、その中で、

『一般職』

に当たるものが、官僚とされています。

 

仕事内容は、

各省庁の事務処理等の定例的な業務

を担当していて、昇進しても課長止まりがせいぜいです。

 

年収にあっては、

約600万円

が平均年収。

これが課長までになると、

約750万円

くらいに上がります。

 

月の給料は、

約30~40万円

ボーナスが年2回ありますから、

約100~120万円

となっています。

これも課長クラスになると、さらに上がります。

 

ですが、あくまで平均額であるため、若いときは、これ以下の給料になり、手取りで、

約17~18万円

くらいになるでしょう。

 

それでも、一般の社会人から見れば、

「結構高いやん!」

と感じる人もいると思います。

しかし、一般の会社でも、これ以上もらっている人は意外といるものです。

むしろ、給料よりも仕事の量がかなりあるので、人によっては、官僚は魅力的に感じないかもしれませんね。

 

キャリア官僚について

次は、キャリア官僚について紹介します。

一般的に、キャリア官僚と呼ばれるのは、

『国家公務員総合職試験』

に合格した人を意味します。

 

試験に受かれば、基本的に誰でもなれる職業です。

ただ、この試験に合格するのが、特段に難しいのです。

下手な公務員試験よりも、かなり難易度が高く、

生半可な気持ちで受けても、決して合格できません。

 

また、合格できたとしても、

『さらなる教養と激務に耐えられるだけの忍耐力』

を求められる職業です。

 

仕事内容は、

  • 政策の企画立案
  • 予算案の作成

など、

専門的な知識と技術を求められる業務』

を担当し、主に国会議員の補佐などをする立場になります。

 

出世の面で言えば、一般の官僚よりも早く、

『課長職までは、エレベーター方式』

が一般的です。

 

その後、仕事の良し悪しによって、

  • 事務次官
  • 局長
  • 部長

などに昇進していきます。

 

年収にあっては、

約750万円

が平均年収になります。

ただ、実質、国家公務員のトップである事務次官になると、

約2000万円

くらいに跳ね上がります。

 

月給にあっては、

約60万円

くらいが平均月給になり、これも階級により、

約100~200万円

にまで跳ね上がるのです。

 

若手のときは、一般の官僚とそれほど変わりません。

しかし、3年後くらいから仕事の内容が変わり、

『ここから、本当のキャリア官僚の道が始まる』

といっても過言ではないでしょう。

 

たくさん給料をもらいたい人は、

とにかく昇進することが重要になってくる

ということですね。

 

官僚・キャリア官僚に限らず、仕事は激務

激務

官僚とキャリア官僚をそれぞれ紹介してきましたが、共通して言えることは、

『どちらも、激務であることに変わりはない』

ということです。

 

国家公務員は、

国の運営に関わる仕事をしている人ばかり

の職業です。

国の方針を決めるために、それぞれが

  • 政策の企画提案
  • 予算案の作成
  • 人事の担当
  • 法案の作成

などなど、様々な仕事を請け負っているのです。

 

また、ただ仕事をするだけでなく、

『各議員の相談役』

になり、何か質問されたときは、すぐに答えなければなりません。

 

国会会期中は、特に忙しい

特に忙しくなる時期は、

『国会の会期中』

といわれています。

 

各種法案の審議が行われていて、それに対して、

『何を聞かれても回答できるようにしておく』

これが、主な仕事になってきます。

 

基本的に、

『何を聞かれるか分からない』

ので、事前に調べられないことも多く、毎晩徹夜しながら調べていることもよくあります。

 

部署によって、この状況は違いますが、

『審議に上がっている問題に関係のある部署が忙しくなる』

といった感じです。

 

国会が終わった後も、結局忙しい

国会の会期が終わったからといって、急に暇になるわけでもありません。

  • 国会期間中に出来なかった業務
  • 官僚同士の勉強会
  • 来年度の予算案作成
  • 臨時国会の対応
  • 次の通常国会の対策

など、年中忙しいことに変わりはありません。

 

これらは、階級によっても違いがありますが、新人は

『ほとんど休みがない』

ということです。

これは、どこの仕事でもあまり変わりませんね。

 

労働基準法が適用されていない

国家公務員に限らず、全ての公務員に言えることですが、

『公務員には、労働基準法は適用されません』

 

ある程度、時間外手当はつきますが、一定の額で止まるため、

『どれだけ仕事をやっても、賃金が増えることはない』

というのが、公務員の実情です。

 

残業時間は、部署によっても違いますが、大体、

『月100~200時間』

は、当たり前の世界となっています。

 

中には、

月300時間を超える時間外労働』

をしている人もいますが、

働いている人はそれが当たり前

と考えています。

さすがに、あまりに長い時間外労働は、最近になって指摘されるようになってきました。

 

ですが、それはあくまで表面上であり、実際には、

『今でも、時間外労働の時間は減っていない』

といわれています。

 

業務数が減っていないのに、いきなり、

『ちゃんと休まなければダメだ』

といわれても、それに対応できる人はなかなかいません。

それは公務員でもそうでなくても、あまり変わらないのではないでしょうか。

 

公務員になりたいのであれば、私情は捨てるべき

今回は、官僚とキャリア官僚に焦点を当てて、紹介してきました。

もし、

「これから公務員になりたい!」

と考えている人は、

『私情を捨てなければ、公務員の仕事は務まらない』

ということを、肝に銘じておいてください。

 

国の仕事をするということは、

『国家と国民に、奉仕すること』

と何ら変わりません。

 

自分の能力と時間を全て使ってでも、国家のため、国民のために尽くす。

その覚悟が出来ている人は、公務員を目指して、ぜひ頑張ってみてください。

 

まとめ

今回のまとめとしては、

『自分の全てを賭けるくらいの覚悟がなければ、官僚は務まらない』

ということがいえるでしょう。

 

世間一般では、

『官僚はダメだ』

という印象がついている側面があります。

確かに、何かと不祥事が重なることがあるので、それは間違いではないです。

 

ですが、

『非難を浴びつつも、国家と国民のために働いている』

これが、

『官僚・キャリア官僚を含めた公務員』

というわけなのです。

 

給料が一般人より多いのも、

『それだけの仕事をしているから』

だということを、今回の記事で少しでも理解してもらえると幸いです。

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