こんにちは。SOです。
公務員の収入が安定しているのは、誰でも知っていることだと思います。
年収も、それなりに高いので、
「1度、公務員になってしまえば安泰だ!」
と考えている人も、多いのではないでしょうか?
しかし、
公務員になってすぐに、高い給料がもらえるわけではない
ということも、覚えておかなければなりません。
そこで、今回は、
『公務員の年齢別平均年収』
について、紹介していきます。
気になる人は、参考にしてみてください。
なお、今回は、
一般的な地方公務員・国家公務員の年収
を中心に紹介しています。
目次
公務員で20歳からの年収はどれくらい?
まずは、公務員になりたての、
『20代の平均年収』
について、紹介していきます。
そもそも、公務員の年収は、
棒給
というもので、あらかじめ決められています。
その為、どんな人も同じくらいの給料になっていくのです。
高卒で、すぐに公務員になった人は、
『18歳から働き始める』
ことになるので、20代とは少し違いますが、そこまでの違いはありません。
20代前半の平均年収は、
『約300~350万円』
となっています。
国家公務員の方が、地方公務員より若干高いですが、ほとんど同じです。
このときには、他の一般企業に就職した同級生の方が、多く貰っていることもザラにあります。
公務員の給料に期待していた多くの人が、この金額を見て、落胆していくことが多いです。
それも最初の内だけですが、給料から手元に残る金額が、
『12~15万円』
であれば、もっと多く貰えると思っていた人からすれば、見劣りするのかもしれません。
ですが、20代後半になると、
『約350~450万円』
まで、給料が上がってきます。
これくらいになると、生活にも余裕が出て、多少お金を使っても、おつりがくるようになります。
ここからが、公務員の安定性が発揮される年収となってくるでしょう。
公務員で30歳からの年収は、桁が上がってくる

公務員になって、10年程度経った30代になってくると、
20代のころとは、年収がかなり違ってくる
ことになります。
その年収額は、
『約500~600万円』
となります。
これだけの年収になってくると、よく言われている平均年収とほぼ同じになります。
年数を重ねた分、仕事での役割も随分と変わってくるため、
『責任や仕事の難易度』
なども、高くなってきているでしょう。
また、役職が上がった人は、それだけやることも増えるので、大変な時期ではあります。
30代は、結婚や出産なども適齢期を迎えるので、
支出も多くなりがち
となります。
ですが、独身貴族であれば、
お金が貯め放題
になるため、ここで一気に貯金額を増やすのも良いかもしれませんよ。
公務員は、安定した生活が送れるので、結婚している人も多いですが、
『仕事柄、帰宅する時間も遅くなる』
ため、離婚をしてしまう場合も多くなります。
公務員の給料が高めな理由には、仕事に専念できるだけのサポートの意味合いもあるのです。
その為、
『仕事に専念せざるを得なくなる』
ので、離婚なども、ある意味仕方のないことなのかもしれませんね。
公務員の40代からの年収は、出世で大きく違ってくる

20代・30代と仕事の経験を重ねてきた結果、
『出世することが出来た人』
というのは、年収がかなり違ってきます。
順調に出世を重ねた人の平均年収は、
『約700~800万円』
規模になっており、これだけ貰えれば、生活に困ることは無くなるでしょう。
例え、出世が上手くいかなかったとしても、
『約650~700万円』
の年収が貰えるので、どちらにしろ生活に困ることはありません。
仕事に関しても、指示を出すことがほとんどになるので、
『自ら動かなければならない仕事はが減ってくる』
ようになります。
その分、
- 上司との交友関係
- 部下の管理
などに、より多くの時間を費やすことになっていくでしょう。
また、何かあったときの責任も、自分が請け負うことになります。
もし、不祥事などで、地方に飛ばされると、
年収も下がってしまう
ことになるので、しっかりとリスク管理をしていかなければなりません。
ちなみに、50代からの年収は、ほとんど頭打ちです。
『多少増えて、約30~50万円』
くらいに収まるでしょう。
若い時に年収が低いのは、公務員なら我慢しなければならない
公務員という職業は、
『年功序列』
の風潮が色濃く残っているものです。
勤続年数が長くなるほど、収入も上がってくるので、
年収を上げるには、長い目が必要
になってきます。
ですが、今の時代は、年功序列より、
『実力主義』
が強くなっているので、将来的には公務員の年収が変わることも考えられます。
それでも、劇的に変わることはないと思われるので、これからの世代にも我慢が求められるでしょう。
まとめ
今回のまとめとしては、
『年齢を重ねるにつれて、公務員の給料は加速度的に増えていく』
ということが言えるでしょう。
いくら実力主義の世の中になりつつあっても、国の職業である公務員は、
『年功序列の風潮が強い』
ということになります。
国の仕事を行う仕事柄、安定した経験と知識が必要なので、
勤続年数が長い方が有利
になることも、分かる話ではあります。
ですが、世の中が変わっていくことと同じで、公務員の仕事も、いつかは変わるものです。
いつかは、実力主義の職業となり、
『安定収入ではなくなる』
ということ可能性も、無きにしも非ずといったところでしょう。
ですが、今のところは安定して給料を貰えて、仕事に専念できる職業なので、
『国のために、仕事をやってみたい』
という人には、おすすめです。
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